訪問看護の仕組み
1.利用のご相談
- 担当のケアマネージャー、相談支援員、かかりつけ医などにご相談ください。
- 地域包括支援センター、区の介護保険課にご相談ください。
- 訪問看護ステーションみどりにご相談ください。
2.訪問看護サービスの開始
直接、または担当の方からご相談を受けたら、みどりからかかりつけ医に連絡を取り、「訪問看護指示書」の交付を受け、訪問サービスを開始します。
3.訪問の回数は?
介護保険の場合と医療保険の場合とで変わります。
- 介護保険の場合は、ケアプランに沿って1回の訪問時間は、20分、30分、1時間、1時間半の4区分があります。
- 医療保険の場合は、通常週3回までで、1回の訪問時間は30分から1時間半程度です。
ご本人やご家族のご希望をうかがって、どのくらい訪問すればよいか決めますが、病気や状態によっては、毎日うかがうこともできます。
4.訪問看護の主なサービス内容
- 病状の観察
病気や障がいの状態・血圧・体温・脈拍などのチェック、 異常の早期発見
- 健康管理・介護予防
低栄養・脱水・運動機能低下を防ぐアドバイス、服薬管理
- 在宅療養のお世話
食事・水分・栄養管理・排泄・清潔の支援
- 医療機器の管理
在宅酸素、人工呼吸器、吸引器などの管理
- 医師の指示による医療処置
点滴や注射・カテーテル管理(胃ろう、膀胱留置カテーテルなど) インシュリン注射など
- 床ずれ、創傷の予防と処置
床ずれ防止の工夫や指導 床ずれや創傷の手当て
- 認知症、精神疾患のケア
利用者・家族の相談 、対応方法のアドバイス、生活リズムの調整、服薬管理など
- ご家族等への介護支援・相談
介護方法の助言 病気や介護の不安の相談
- 在宅でのリハビリテーション
自立支援のための生活リハビリテーション
拘縮予防や機能の回復 嚥下機能訓練
福祉用具利用のアドバイスなど
- 終末期のケア
苦痛の緩和、精神的・社会的支援
看取りの支援 最期まで自宅で過ごせるために寄り添うケア
5.対象エリア
地域の皆さまへ充実した医療サービスを提供するため、荒川区を対象としています。
6.対象者
小児から高齢者まで、あらゆる年齢、疾患の方に訪問しています。
グループホームやケアハウスへの訪問も行っています。
訪問看護ステーションのロゴマークについて
木村病院のシンボル・ロゴ変更に伴い、訪問看護ステーション「みどり」と「わかば営業所」のシンボル・ロゴマークも新しくなりました。
「木村病院」「みどり」「わかば」の3施設が一体となって協力し、地域の看護医療を支えていこうという姿勢をあらわしています。また一方で様々な悩みを抱える利用者さんをやさしく包み込むイメージもマークに込められています。
文字は楽しく躍動感のある筆記文字とし、midoriのmと、wakabaのwが同じ形でひっくり返っているのも特徴です。
誰にでも伝わりやすいように平仮名も組み合わせ、利用者さんにとってもスタッフにとっても、やさしさと親しみを感じられるロゴマークとしました。